バイナンスやGMOコイン、bitFlyeといった企業が運営している仮想通貨の取引所を「中央集権型取引所」と呼び、管理者がいない仮想通貨の交換所を「分散型取引所」、通称『DEX』と呼ばれています。
DEXには〇〇スワップという名称が多く、代表的なDEXとしては「ユニスワップ」や「エイプスワップ」、「パンケーキスワップ」などが挙げられます。日本人の間でも知名度が高く、また、草コイン、魔界コインと呼ばれる得体の知れない仮想通貨(アルトコイン)を購入できる場所としても知られています。
DEXのデメリット。1銘柄に対して1万円程度の投資はおすすめできない理由

例えば、ユニスワップのデメリットとしてよく挙げられるのが、ガス代がイーサリアムであることです。イーサリアムは非常に高騰しているので、ガス代だけでも1万円以上することもざらにあります。
「じゃあパンケーキスワップで交換すればいいんじゃない?」と思うかもしれませんが、パンケーキスワップで先行して手に入れたいような草コインやNFTゲームのコインは、基本的にスリッページが非常に高く、どんなに安くとも15%、平均は20~25%も手数料として持っていかれます。
そのため、1つの仮想通貨に対して1万円程度の交換(スワップ)であれば、手数料がかなり高くつき、ウォレットで受け取り枚数を確認したときに「これしか入っていない!」となることがしばしばあります。
最近は1ヵ月待たずして海外取引所に上場するからそれを待とう!

「でも有名な取引所に上場する前にどうしても手に入れたい」と考えるならば、海外取引所のうち、下記のアカウントを開設するのがいいでしょう。
- gate io
- MEXC
- Ascendex
- kucoin
いずれも世界的に知名度が高い中央集権方の海外取引所で、ユニスワップやパンケーキスワップに登録されたアルトコインは、最近では1か月待たずして上記のいずれかの取引所に上場される傾向にあります。
「でも高いんじゃないの?」と思うかもしれませんが、それはDEXで購入しても同じことです。DEXに上場したばかりのときは価格が高騰し、その後は下火になります。DEXであっても一般個人が安値で購入して高値で売るのは非常に困難です。
よほど上場後の売買に慣れていない限りは、むしろDEXで交換した方が取引所で購入するより高値で買ってしまい、さらにスリッページ分差し引かれて、枚数が減ってしまう可能性が高いといえます。
もしユニスワップやパンケーキスワップで少額の交換をしたいならば、しばらくはIEOするイメージがない草コインに手を出してみてはいかがでしょうか。上場を果たしたときには、数千パーセント値上がりするかもしれませんよ。
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